SSブログ

ソニー製Blu-rayレコーダーにごくまれに起こるらしい事象と解消方法 [Blu-ray]

5/18に手持ちのBlu-rayレコーダーのファームウェアがアップデートされ、待望の?ムーブバック機能が付加されました。とにもかくにもユーザーとしてはうれしい限り。
BDZ-AX1000
コール徳島店の店長さんが紹介されているブログ
http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/012431.html

引き続きBlu-ray関連の話ですが、とあるソニーショップさん(大好きなコール徳島さんではありません)のブログでみつけた記事の補足?と自分なりの対処方法の紹介です。

ソニー製Blu-rayレコーダーでまれにおこるらしい事象

[事象]ごくまれにルーターからIPアドレスが取得できず、インターネットに接続できなくなるというもの

私の持っている機種でも、自分なりの解消方法をみつけるまでは、上記事象が数回ですが発生していました。

某ソニーショップさんで紹介されていた事象と解消方法
”ルーターを入れ替えた際にBlu-rayレコーダーのみが新しいホームネットワーク上で稼働しない事象でまれに相談を受けますが、Blu-rayレコーダーは一度DHCPからもらったIP情報をずっと保持する”クセ”があるそうで、ネットワーク設定を”自動”から”手動”に切り替えてしまってください、すると瞬時にDHCPにアドレス参照をしに行きます。”

ルーターを変更した時だけに起こるのであれば、上記解消方法がベストなんですが、私のBlu-rayは使用途中でIPアドレスが取得できなくなり、TV王国等からのリモート接続が一切できなくなることが数回ありました。

当方が実践している解消方法(試される方はあくまでも自己責任でお願いします。)

①IPアドレスを手動で設定してしまう。(ただしプロバイダー側が何らかのネットワーク情報を変更した際には、接続できなくなる場合がある。)

②スイッチングHUBとルーター設定の見直し
私はこの②の方法をとりましたが、それ以降はまったく(1年以上)上記事象には遭遇しておりません。
以下にその方法を紹介します。ただし、以下の方法は(特に(1))なぜ解消されることにつながるのか把握できておらず、あくまで結果オーライの方法であるのでご承知おきください。

(1)Blu-rayレコーダーを直接インターネットルーターに接続せず、スイッチングHUBを介して接続します。スイッチングHUBを使用することで、HUBの電力が気になりますが、ポートの使用有無で消費電力を抑えられる低消費電力型のスイッチングHUBでのりきりましょう。

BD

(2)次にインターネットルーターのLan側設定の内、DHCP設定を見直します。(IPアドレスのリース期間を2日間以上に)
DHCPというのは、ルーターからIPアドレスを一定期間借受けて、その借りたIPアドレスをネットワーク機器のIPアドレスにするサーバーのことを言います。
みなさんのPC等が、PC側でIPアドレスを詳細に設定しなくても設定されるのは、このDHCPの機能があるからです。

DHCP

で本題に戻すと、DHCPがIPアドレスを貸してくれる設定値はルーターメーカーで異なります。私の予想ではこのIPアドレスのリース期間が悪さをしているのでは?と感じたので、ルーターのDHCPの設定を変更を試みました。

ちなみにDHCPは、IPアドレスを貸してくれる時に例えば2日間のリースで借受けても、そのリース期間の半分が終了した時点で、更に2日間借りられるかどうかの問い合わせをします。借り受けている機器の電源が入っていれば、そのまま2日間延長されるので、電源が入っている間はずっとIPアドレスが借受けられて、途中で切断されたりすることは無い仕組みになっています。

しかし再延長手続き時にBDがスリープ状態(待機)であった場合に、正しく再延長されず、BDはそのままIPアドレスのリース期間満了までIPアドレスを使用し、リース期間の2日間が終了する時点で更に運悪くスリープ状態であった場合、ルーターの方はそのIPアドレスを他の機器に貸してしまって、再びBDが目覚めたときには、リース期間が終了してしまっているので、再度新しいIPアドレスを借受けるために切断され、前に借りていたIPアドレスの情報とが錯綜して、BD側のIPアドレスが取得できなくなる事象ではないかと”勝手に”予想しました。

上記予想があたっているかどうかは別として、どうやらこのIPアドレスのリース期間に何かありそうだったので、ひとまずルーターのこのIPアドレスのリース期間の設定を少なくとも2日間(2880分)より多くすれば解決するだろうとルーターをながめたところ、この設定が2日間未満であったので、ひとまず2日間に設定して様子をみました。


このリース期間の設定値は、例えばデスクトップPCばかりあるネットワークであれば1週間程度、ノートPCやスマホ等がある環境であれば2日間、絶えずネットワーク機器が頻繁に入れ替わるネットワークであれば、60分が良いとされています。しかしながら機器数にもよりますので、今回はノートPCがある環境の2日間を選択しています。

上記設定変更以降は、IPアドレスが取得できずにネットワークから切断されることも無くなりましたので、上記設定でよかったのだろうと感じています。ただし、念のため(1)だけとか、(2)だけで試してみましたが、なぜか片方だけの設定では、やはりIPアドレスが取得できないことがありました。

上記の事象はBDの不具合かな?と思っていましたが、あまりQ&Aサイトでも不具合として扱っている例は少なく、あくまでもごくまれに発生し得る事象として捉えられているようです。

仮に不具合では無いにせよ、BD側のファームウェア更新等で対処した場合には、違う環境ではまた違った事象が起こり得ることが容易に予想できますので、ごくまれ(もしくはごく一部のネットワーク環境)な事象をメーカー側が把握していても、BDメーカー側では対処できない事例だと予想できます。

長々と書きましたが、ご参考まで。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。