docomo MVNO LTE シェアSIMサービスとLTEルーター [インターネット]
IIJmioとIIJグループであるhi-hoがdocomo LTEのMVNOサービスをはじめたので契約しました。
■IIJmio 高速モバイル/D 初期費用3,150円 1GBチャージがあるもの月額2,940円
■hi-ho LTE typeD 1GB 初期費用3,150円 1GBチャージがあるもの月額2,980円
(上記金額は全てキャンペーン適用価格です。)
パケットチャージ料金がそれなりの料金なので、今回は1GBがあらかじめチャージされているプランでの契約になりました。データ専用SIMでは今まで月に1GBを超えたことがなかったので、恐らく大丈夫だと思ったことと、仮に1GBが無くなっても追加チャージなしで、128Kで通信可能なこと。月がかわればまた1GBがチャージされるし、何よりも3枚までのSIMをシェアできることが魅力でした。
ちなみに、私が契約したのは少し高いhi-ho LTE typeD 1GBの方です。なぜ高いhi-hoを選んだかと言うと既にhi-hoのメールアドレスを持っておりサポートサイトの使用方法を知っていたからです。
(既にhi-hoと契約があってもオプション契約はできません。新規契約となります。)
LTE SIMと言っても普通のdocomo 3Gが使える通信端末に使用できますが、MVNOなので最近話題のdocomo MVNO SIMにありがちなアンテナピクトが表示されないとか、サスペンド時にバッテリー消費が多いとか問題が出る端末があります。どのMVNOでも同じ問題が出ることと、ごにょごにょしてパッチをあてて解消できたり、フライトモードやウイジットを併用すれば解決するので問題ありません。それよりも1GBまでなら月額3000円以下で済むのですから、そのことの方がメリット大きいです。(気になる方は、必ずホームページで対応機種を確認してから契約ください。)
・docomo Xperia arc SO-01Cだとちゃんとアンテナピクトが表示されます。しかしSPモードが使用できないのでテザリングはできません。
・Xperia arc LT18aやXperia mini ST15aだとアンテナピクトは表示されませんが、ちゃんと通信もできてテザリング可能です。(JATE認証されていない機器です。)
あと契約時にちょっと注意があります。契約月の1GBチャージは、SIM発送日からの日割り容量になります。つまり月末に1GBチャージのSIMが届くと30MBちょっとしか使えないこともありえます。本1GBチャージSIMをお使いになるなら、月初に届くよう考えて契約されることをおすすめします。ホームページに書かれている手続き目安よりも1,2日早く届くこともあるのでうまくやりましょう。
また残りの通信量は、サポートページでシェアしているSIM残容量の合計を確認できます。でも確認できるのは翌日なので、次に紹介するルーターは設定WEBの表示をみるか、Androidスマホ等は目安として通信量を表示できるアプリを入れた方がよいかもしれません。
■LTEルーター ネットインデクスNI-760S
LTEシェアSIMと同時にLTEルーターも購入しました。同時契約で少し安く購入できます。
・IIJmio 19,780円(5,000円キャッシュバックを引いた価格)
・hi-ho 19,800円
大きさはNECアクセステクニカのWM3600にくらべると縦に1cm程短いですが、厚さや横の長さはほぼ同じです。
電源を入れると電波強度、LTE通信か3G通信か、WiFiで接続している端末数、電源を入れてからの通信量や経過時間、くわえてSSIDとパスフレーズ(どちらも非表示可。画面はパスフレーズ非表示)等が表示されます。(液晶表示のON、OFFは設定可能)
重要な通信速度ですが、室内でアンテナ3本程度で5Mbps強、2本程度で3Mbps程度でました。屋外でVAIO Zとの通信では軽く10Mbps超えましたが、まだまだLTE速度ではないですね。でも3Gルーターだと同じ条件でもっと速度が遅いので、LTEの効果は少し出ているようです。速度はもう少しいろいろな場所で試して公開しますね。
あと参考までに設定WEBの画面の一部をご紹介します。
月の累積データ量が表示できたりもします。(左は月の累積。右の液晶の下部にあるのは電源入れてからの累積です。)
あと電池の持ち時間ですが、さすがにWM3600ほどの性能はありません。LTE通信で連続4から5時間、3Gで6時間ちょっと(試していないので)スリープは100時間とカタログスペックにありますが、内蔵電池の2,000mAhの割りに薄い電池なので、カタログスペックよりも少し悪い程度と考えた方がよいかもしれません。(継続して試しますね。)
できればいろんなプロバイダを契約したくないので、1年間の拘束が解除されるころにはso-netでも同じサービスがはじまっていることを望みます。
So-net モバイル 3G にねんについて [インターネット]
※本ブログで紹介する商品・サービスは特に明示することが無い限り、商品・サービスの宣伝を目的として商品・サービス提供者側から提供・斡旋を受けたものはございません。全ては私個人の見解に基づき掲載しております。
http://kinoppyinfo.blog.so-net.ne.jp/2012-02-04-1
以前にご紹介した”定額データ通信をどうするか”の記事をみた友人から、いろいろと質問を受けました。私も知らない質問も多かったのであらためて調べてみました。
その前にSo-net 3Gに関して(わかりやすくまとまっています)紹介されている記事がありましたので、ご紹介しておきます。
ITmedia So-net モバイル 3Gの“ここ”が知りたい:
第1回 対応機種は? 実効速度はドコモSIMと同じ?――「So-net モバイル 3G」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1112/13/news086.html
ITmedia So-net モバイル 3Gの“ここ”が知りたい:
第2回 spモードメール、テザリングは利用できる?――「So-net モバイル 3G」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1202/07/news098.html
上記リンクにも掲載されていますが、友人の質問に答える形でまとめてみたいと思います。
(個人的な調査に基づいておりますので、詳細はSo-netにお問い合わせください。)
Q.SPモードは利用できるのか?
A.So-netモバイル3Gはドコモ網を利用していますが、SPモードは使用できません。
(私はSPモードを使っていないので、特に問題ないです。)
Q.テザリングはできるのか?
A.回答は微妙ですw ドコモから発売されているXperia arc SO-01CやXperia acroではテザリングできませんが、SIMフリーのスマートフォン(日本通信のIDEOSとか)であればテザリング可能です。
これはSo-netモバイル3Gの制限というよりも、ドコモ端末のテザリング方法によることが大きいです。SO-01C等ドコモから発売されているスマートフォンで、テザリングをメニューから選択すると実は強制的にテザリング用のSPモードAPNに変更され接続されています。つまりSo-netモバイル3GはSPモードが利用できないので、エラーとなるのです。
ちなみに最近確認を行っておりませんが、ドコモのデータ通信専用のSIMを利用するとSPモード契約していないのに(データ通信専用なので当たり前w)テザリング可能でした。ただし現在もできるかどうかはわかりませんが、今度また試してみます。
(私はテザリングを実施するとき、SIMフリースマートフォンを利用しているので、これも個人的には問題ありません。)
以上、ご参考まで。
定額データ通信をどうするか [インターネット]
現在、定額のデータ通信用の契約としてドコモの定額データプランフラットバリューを定額データスタンダード割2で契約しています。料金は5,460円/月で2年契約が前提で、契約更新月以外の解約・プラン変更には、9,975円がかかるものですが、もうすぐその契約更新月がくるので、少し他のサービスを検討してみたいと思います。
ちなみにドコモの定額データプランフラットバリューは、当日を含む直近3日間のパケット通信量が300万パケット以上(おおよそ384Mバイト)あるとデータ通信量の制限がかかることがありますが、実際に制限がかかったことは一度もありません。
定額データ通信といえばEMOBILEがありますが、以前EMOBILEを契約していて(今はどうであるかは知りませんが)使用したエリアで極端に通信速度が遅かったこと、偶然かもしれませんが毎年ちょっとずつ速度が遅くなっていったこと、それと何よりも端末購入の月割りを前提としているプランが多かったので、2年以内に解約しても、残りの端末金額が負担になること(当たり前ですが)などから、(キャッシュバックさせて購入したいPCも無いのでw)EMOBILEは見直しプランには入れておりません。(あくまでも個人的な見解です。)
それとよく地方に出張に行くため、エリア的にやはりつながりやすいドコモ網での検討となり、考えられるプランは限定されますが、ちょっと検討してみたいと思います。
①So-net モバイル 3G にねんプラン
これは、インターネットプロバイダSo-netのオプションサービスです。
ドコモ網のデータ通信を利用していて、最大通信速度 14Mbpsのサービスです。料金は2,775円/月でSo-netの接続プランが無い人でも+210円?くらいで契約できます。
ドコモのプランと同じで、2年契約が前提で契約満了月以外の解約には9,975円がかかります。
3日間の合計通信量が、150万パケット(192Mバイト相当)に達した場合、通信速度を制限する場合があるのと、Windows アップデートの利用には、利用帯域を一定値に制限しますとあるくらいが制限事項でしょうか?
http://www.so-net.ne.jp/access/mobile/3g/
普通にドコモのデータ通信プランを更新するよりも、料金が安価なのはうれしいですね。So-netを利用しているので、今のところ最有力候補かな。
②日本通信b-mobile 1GB定額パッケージ
これもドコモ網を利用するサービスです。30日間または1Gバイトに達するまでで3,480円です。ただ毎回チャージするのが面倒なのと、継続利用も前提なので、そう考えるとSo-netよりも高く感じてしまいます。
でも、マイクロSIM等もあるので、Xperia NXとかのデータ通信用SIMにはよいかもw
まだ契約更新月までちょっとあるので、じっくり考えてみたいと思います。
Internetサイトの話とVAIO Z [インターネット]
今日はインターネットサイトの話。実はよくみていたサイトのカテゴリーが今年に入ってひそかに廃止されてショックを受けました。
そのサイトは、ImpressWatch内のSpecialSiteカテゴリーであったSonyFanというカテゴリー。
http://www.watch.impress.co.jp/
SonyFanというカテゴリー、私の記憶が確かならばImpressWatchでもはじめてのメーカー別カテゴリーで、ImpressWatchのHeadlineを開くと、2段目に存在していたカテゴリーでした。今は、SonyFanの文字は無く、PanasonicHeadlineとか上海問屋でGO!等のカテゴリーが並ぶだけ。
昨年末の12月ごろには、なんだかSonyFanの更新が無いなぁと思っていたのですが、まさか廃止されるとは。
このSonyFanサイトなんですが、毎日アクセスするようなサイトではなかったんですが、欲しいソニー商品があるときに、検索サイトで検索をして探すのではなく、まずSonyFanで記事を探すといったことをしていたので、カテゴリーがなくなってしまいショックでした。想像ですが、おそらくソニーマーケティングさんがスポンサーをされていた?サイトで、この不景気からカテゴリースポンサーをやめたのかな?と思ってみたり。。。記事検索すればいいだけですが。。。
ITmediaさんのSONY LOVERSとかはなくならないで欲しいと思うSonyFanな私でした。
そこで、ITmediaさんが最近書かれたVAIO Zの記事をご紹介します。
ITMedia 最強の座、揺るぎなしか「VAIO Z」最新ハイエンド構成をテストする
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1201/17/news038.html
この記事はVAIO Zのすごさをあらためて教えてくれる記事です。某社製のUltraBookとくらべていたり面白い記事ですので、是非ご一読ください。
今年中にWindows8がでたりIvyBridge搭載のPCがでてくるので、今年はPC買わない?と考えている方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。Windows8にせよIvyBridgeにせよ新しいアーキテクチャーなので興味はありますが、それを待ってPC(特にVAIO Z)を買わないのは損だと思います。何せVAIO Zには、UltraBookには無いSSD性能と、現在持ちうる圧倒的なCPU性能を得られるのですから、Windows8とかIvyBridgeが出ても遜色なくあれこれ出来ます。
欲しいときにPCを買うのが一番だと思います。VAIO Zいいですよーー(笑)
来る6/8(水)はWorld IPv6 Day!です [インターネット]
来週6月8日は世界規模で実施されるIPv6トライアル”World IPv6 Day”です。World IPv6 Dayとは何なのかちょっとまとめてみました。
”World IPv6 Day”とは、6月8日の24時間(日本時間では6月8日の午前9時から)にわたり、各社が提供する自社のサービスをIPv4(現行のインターネットサービス)とIPv6の両方に対応させ、その影響を探る試験(トライアル)のことを言います。
地デジ化されるTVにたとえれば、日本一斉地デジ化テストのインターネット版のようなものでしょうか?それが全世界の賛同企業・団体により一斉に実施されます。
日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)のWorld IPv6 Dayに関する案内
http://www.jaipa.or.jp/ipv6day/index.html
参加を表明している企業で有名なところではGoogle、Facebookで、日本でもYahoo! JAPAN、NECビッグローブ、NTTコミュニケーションズ等があります。
”World IPv6 Day”で何が起こるの?
”World IPv6 Day”は言わば実験なので、いろんな影響が懸念されています。(懸念であって、絶対にそうなるという意味ではありません。)
上記JAIPAでは、日本で影響の可能性があるユーザーやアプリケーションとその対応方法について記述されています。ぜひご覧あれ。
例えば、NTT東西のフレッツ光回線を利用しているユーザーが、標準でIPv6に対応したOS(MS Windows7/Vista、Mac OS X 10.4以降、iOS、Android等)←ほとんどじゃん^_^;)を使用した場合に、サイトへの接続が遅くなったり、メールが送受信できない等の影響が懸念されています。
どうしてこんなことが起こるかと言うと、NTT東西のフレッツ光は映像配信サービス用にIPv6を既に利用しているのですが、このIPv6のアドレスがフレッツ光内だけを想定しているものなので、このIPv6のアドレスを使って外部には接続できなくなっています。ところが上記標準対応OSは、IPv4とIPv6両方を割り当てられており、標準的な接続ルールに従うとIPv6の割り当てられたサイトに接続する場合は、IPv6の方を優先されます。
当日はこの割り当てられたIPv6アドレスで接続を試行しますが、フレッツ光網の外へは出られないので、接続がタイムアウトされるまで待ちます。タイムアウト後は、IPv4で接続されるため、無事に接続されるのですが、このIPv6アドレスで試行する時間が、ユーザーにはサイトへの接続遅延やメール送受信エラーとして現れる可能性があるのです。Orz.。(全てのフレッツ光が影響を懸念されているわけではありません。一定の条件をみたしたもののみです。)
対処方法は?
上記フレッツ光の問題については、以前から判明していたことなので、対応方法は幾つか存在します。
ひとつは、プロバイダー側で対策を講じている場合。この場合は、何もする必要はありません。でもご自分のプロバイダーが対策を講じているかどうかはすぐにはわかりませんね。
IPv6による接続性を確認するテストサイトで事前に確認をとる
http://test-ipv6.jp/
ちなみに上記は、WindowsXP(標準ではIPv6に対応していないOS)を使ってテストした結果です。
World IPv6 Dayでは問題は発生しないようです。でも接続するサイトがIPv6アドレスのみ持っている場合には、そのサイトへ接続できなくなることをテスト結果は示していますOrz.
日本マイクロソフトでは、この問題に関する案内ページを開設しています。
World IPv6 Dayに関する重要なお知らせ(日本マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/interop/ipv6ie.aspx
IE8やIE7を利用している場合は、障害が発生する場合があると書かれていますね。対策としてIE9へのアップデートが書かれていますが、インターネットバンキングやECサイトでIE9対応がされていないとアップデートはしたくないですね。後はパッチとか設定変更、ネットワークポリシーテーブル(優先順位)の変更といった方法があるようです。でも、恒久的にそうなるのであれば、設定変更とかパッチ適用もわかるけれど、24時間のためにそこまでやりたくないですね。個人的には。。。
IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースで配布しているIPv6 Prefix Policy TableConfigurator
http://www.kokatsu.jp/blog/ipv4/news/2011/05/ipv6-prefix-policy-table-configurator.html
個人的な結論
1.まずはテストサイトで影響を把握しておく
2.6月8日はWindowsXPを使う?(笑)
3.サイト接続遅延が発生しても気にしない。(そうした影響を見極めるテストなのだから。。。)
4.対応しているブラウザを使う(IE9はまだインスコしたくないので、IE8やOpera10.10以外を使う)
(機種によっては、Android2.1の標準ブラウザでも影響があります。)
5.メールはWEBメールで我慢する?(使っているメーラーの影響がはっきりしないので。)
上記でご紹介したConfiguratorを使用すれば簡単なんですが、それは何ヶ月か経ってからやってみることにします。
とりあえず、このブログを読んでくださったみなさんは、早めに上記でご紹介したサイトをご覧になって影響度合いや対策方法を知っておくことを強くおすすめいたします。
しかし1日間とは言え、これだけ影響があるのに、知っている人はごくわずかなんだろうなぁ。
6月8日はきっとプロバイダーさんのサポート電話やPCメーカーさんのPCサポートの電話は鳴りっ放しかもしれませんねOrz.