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いつもVAIOは固定概念を打ち破ってきた [VAIO]

今日は、私のVAIOコレクションの話です。

①PCG-SR9K(VAIOノートSR)
PCG-SR9K
このPCは、VAIOノートでははじめてPentium3を採用し、当時としては革命的なパフォーマンスを発揮したVAIOノートです。ただこのVAIOノートが他と違うところは、標準でLバッテリーを積んでいることと、私の記憶が正しければSonyStyle(現ソニーストア)初のカスタマイズ可能なノートPCでした。今で言うVOMに相当するでしょうか?
このノートPCは、VAIOノート505の思想を受け継ぎながらも、ノートPCとして先進的なパフォーマンスと長時間駆動バッテリーそしてメーカーPC界にもカスタマイズという革命を起こしたPCでした。

”ハイパフォーマンスと長時間駆動の革命 VAIOノートSR”

②PCG-C1MRX(VAIOノートC1)
PCG-C1MRX
PCG-C1MRXは、非常に小型のノートPCでありながら、キーピッチを犠牲にしないノートPCでした。このPCの特徴は、VAIOノート505で採用されていたシリンダー型バッテリーを採用しながらも、今ではあたりまえととなっている技術である”CPUが使用されていない間は消費電力を抑える”といった技術を有したCrusoeを採用したPCでした。
CrusoeというCPUのお陰で、バッテリーの小さいVAIOノートC1であっても平均的なバッテリー持ち時間を実現していました。
ただこのノートPCには大きな欠点がありました。それはCPUパフォーマンスです。いくらバッテリーの持ちがよくても、起動時間やマシンパフォーマンスが悪ければストレスの元となります。Crusoeはやがて消え行く運命をたどりましたが、その考え方は今の最新CPUにも採用されています。

でもやがてこのVAIO C1は、大変なヒットを生んだVAIO Pにもその思想やデザインは受け継がれていたように思います。
ちょっと面白いのは、画像の右側に写っているポートリプリケーターです。このポートリプリケーターを接続することで、地上アナログTV放送の受信と録画をGiga Pocketの簡易版で実現することができました。

”携帯性とその稀なるデザイン、長時間駆動を可能にしたデザインの革命
VAIO C1”

③PCG-TR3SP(VAIOノートTR)
PCG-TR3SP
PCG-TRシリーズはその当時のVAIOノートにはめずらしい光学ドライブと802.11aの無線LANを内蔵したノートPCでした。All In Oneは非常に助かるのですが、このTRは高さが光学ドライブレスのノートPCに比べると極端に分厚い機種でした。。。

それでもその後他社にも多く採用される802.11aの無線LANや(P社のノートPCを除いては)ほとんどが光学ドライブレスのノートPCの時代に、All In Oneと無線LANのパフォーマンスにも目を向けたノートPCでした。

”All In OneとWLANの革命 VAIOノートTR”

この3つのVAIOノートをご紹介したのには訳があります。上記のVAIOノートPCはいずれも非常に人気があったと聞いていますが、それ以前からVAIOノートを使っていた人達にとっては、ある意味でいろいろな裏切りという名の革命を起こしてくれたVAIOノートなのです。

VAIOノートSRは、505シリーズに不足していたCPUパフォーマンスと駆動時間を得ながらも、シリンダーデザインではないその無骨なLバッテリーが一部のVAIOファンには不評だったと聞いています。でも今はどうでしょうか?このVAIOノートSRは、今では名機として知られるVAIOノートになりました。

VAIO C1についてもその特異な画面サイズとキーボード形状が受け入れられなかったこともあると聞いています。でもVAIO C1を知らない方がこのVAIOをみたらどう思うでしょうか?
VAIO Type Pみたいって言う方がいないでしょうか?そうC1はVAIO Pが世に出るまで、復活を待望されていたほど非常に人気の高いVAIOノートPCになりました。

最後のVAIOノートTRは、光学ドライブレスタイプのノートPCに比べるととても分厚いデザインでしたが、CPUやデザインだけにこだわるのではなく、光学ドライブや無線LANに注目した画期的なAll In OneVAIOノートでした。

どうでしょう?VAIOノートはいつの時代も革命的な変革を成し遂げるとき、それまでの概念を破った革命的で挑戦的な技術やデザインが存在してきたと言えるのではないでしょうか?そう考えると最近欧州で発表された新しいVAIO ZとされるノートPCが、ある意味で順当な革命に思えてくるのです。

”変革へのチャレンジ無くして新たなVAIOはやってこない”

私もVAIO Zのコンセプトである”何もあきらめなかった”という考え方が大好きで、Z90やZ11を使い続けるVAIO Z信者でもあります。でも過去のVAIOの変遷をみると、新しいVAIO ZがなぜかVAIOの原点である変革へのチャレンジを成し遂げようとしているように思えてくるのです。

新しいVAIO Zは、確かにVAIO Z1Xでは無いVAIO Zですが、VAIO Z2XなVAIO Zがそこにはあるのかも知れません。私もソニーのそうした挑戦を受けてみようかなと考えています。そうVAIO Z21はVAIO Zユーザーが持つ固定概念へのチャレンジなのかも知れません。

あなたも一度VAIO Zという固定概念を打ち破ってみませんか?
VAIO Z
newvaioz21_1
http://presscentre.sony.eu/content/detail.aspx?ReleaseID=6836&NewsAreaId=2

しかしこのVAIO Zって本当に国内で発売されるんだろうか?何でVAIOの発表はいつも海外が先なんでしょうね?気長に待つしかないようですね!?


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