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ソニーフラッグシップモデル体験会にお邪魔してきた [Walkman]

ソニーストア銀座にてフラッグシップヘッドホンのMDR-Z1RやウォークマンNW-WM1シリーズを体験してきましたので、その模様をご紹介します。
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会場で受付をすませた後、渡されたのはなんとNW-WM1Z/WM1A 1台ずつとキンバーバランスケーブルに接続されたMDR-Z1Rでした。
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ここにのってるモノだけで、70万ちょっと。。。(ゲスな話ですいません。)

まずは、MDR-Z1Rのご説明を音響設計の潮見俊輔さんとプロジェクトリーダーの尾崎雄三さんにお聞きしました。
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平均的な耳の大きさについて語る潮見さん(手前)と尾崎さん(奥)

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MDR-Z1Rでは、120kHzまでの超高域の再現と、微小音さえも表現する高ダイナミックレンジの実現、より余計なノイズのない生で演奏を聴いているような自然な音の聴こえ方を実現することで、圧倒的な”空気感”の表現を実現している。

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70mm HD 大口径ドライバーユニット

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平均的な耳の大きさ(右)65mmを覆う70mmドライバー。真ん中がZ1R用で左がZ7。フィボナッチパターングリルと合わせ妥協の無い部品づくりがうかがえる。

ヘッドホンの外側をかたちどるハウジングも余計なノイズをのせないためのこだわりのレゾナンスフリーハウジングが採用されている。
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レゾナンスフリーハウジング(右)と従来品を耳にあててシェルノイズ(貝殻を耳にあててきこえるサーという波のようなノイズ音のこと)をくらべてもレゾナンスフリーハウジングの効果は絶大だった。

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その他、ベータチタン製ヘッドバンドや立体縫製イヤーパッド等、妥協の無いこだわりがあのすみきった音の再現につながっている。欲しくてたまりません。。。

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理論上は左側のイヤーパッドの方が装着感がいいそうだが、実際に装着してみて右側のイヤーパッドを採用したとのこと。数値や理論だけで設計されたヘッドホンではなく、あくまでも実際に装着して試聴をくりかえし製品化されているということのあかし。安心して装着できますね。

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MDR-Z1R用のこだわりのヘッドホンケース。ヘッドホンもソニーのプロ用マイクやMDR-CD900STもつくられている工場によるMade in Japanというこだわり。

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でかいけれどそそられるケースですw

上記内容がより詳しくのっている”MDR-Z1R開発者インタビュー”
http://www.sony.jp/headphone/special/park/products_m1/tech6.html


次にNW-WM1シリーズをご紹介いただきました。
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音響設計の佐藤浩朗さん。手に持っているのは、旧型ウォークマン(機種名はふせておきます)

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メカ設計の石崎信之さん

今回のウォークマンで実現された代表的な機能
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DSD 11.2MHz Native、PCM 384kHz/32bit再生もさることながら、MDR-Z7やZ1Rを単体で余裕でながせる高出力はかなりうれしいですね。JEITAで規格された4.4mm バランスの採用もうれしいところ。

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ウォークマン用に新規開発されたフルデジタルアンプCXD3778GFや電源用高分子コンデンサFT CAP。このコンデンサの開発に3年も費やされたという。

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ZX2よりもサイズの大きい低位相ノイズ水晶発振器を採用することで、ノイズが受けにくく、SN感のある情報量の多い音質を実現。

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据え置き型高級アンプに採用されている大型高音質抵抗が、ポータブルプレイヤーに採用されているすごさ。

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WM1Aでも評判のよいメルフ抵抗を採用することで、ノイズレベルの低減と解像度感の実現に寄与している。

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FT CAPや低位相ノイズ水晶発振器、大型高音質抵抗が使われているWM1Zの基板。すげぇ。

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パーツへのこだわりや検証が古くから行われていることがわかる真鍮製ZX1。ちなみに音質はあまり期待するものではなかったそう。

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検証段階で作成されたZX2の試作機。いかに古くから素材検証をおこなっていたかがうかがえる。

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WM1Zに採用された無酸素銅金メッキシャーシの工程。金メッキ処理を施すことで、もっても10円玉のようなにおいが手に付くことはないのはこの処理のおかげ。
WM1Aでも、アルミブロックをアルマイト処理。どちらもすごいです、石崎さんいい仕事してる。

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WM1A用アルミブロックと加工後の筐体

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無酸素銅ブロック(とんでもない重さ)と加工後の筐体

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信号経路も見直しを図られ、線材にKIMBER KABLE(R)←(しっかりRマークが付くあたりKIMBER社のお墨付きw)を採用し、上品な音質を実現

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右が音質に定評のあるOFC線材が使われているWM1A用のバランスジャック。左側と真ん中はキンバーが採用されているWM1Zのもの

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アンバランスジャックもWM1Z、WM1AともにGND分離の4極ジャックが採用されており、WM1Zはアンバランスポートにもキンバー線材が採用されている。

おまけ
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佐藤さんの自信?がうかがえるカメラ目線いただきましたw(ありがとうございます。)

WM1シリーズのすごさがわかる”WM1Z/WM1A Project Member's Voice”
http://www.sony.jp/walkman/special/flagship/manufacturer/

いかがでしょうか。ソニーのフラッグシップのSignature SeriesであるヘッドホンMDR-Z1RとNW-WM1シリーズをご紹介いただきました。どちらも妥協の無い究極の製品であることがわかります。

何回か試聴してきましたが、音質に関して言えばどちらも最高という言葉でも言い足りないくらいの製品です。また個人的な評価になりますが、どちらの製品も本当にジャンルを選ばないすごい製品でした。みなさんも是非実機を試聴されて、Signature Seriesのすごさを体感してみてください。

WM1シリーズ検討中の方におすすめな記事。コール徳島店 店長さんブログ ウォークマンWM1Z記事まとめ
http://www.call-t.co.jp/2016/09/wm1-nw-wm1z.html

10月20日(木)より、ウォークマンWM1シリーズと、ヘッドホンMDR-Z1Rを、コール徳島店にて、先行展示開始!
http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/017464.html


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