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BRAVIAを買い換えちゃいました [ソニー製品]

持っていたKDL-40W5を下取りサービスに出し、昨年末に3D BRAVIAであるKDL-40HX720に買いかえてしまいました。自分自身でも予想していなかった展開なんですが、とあるVAIOとZEISSレンズ用に貯めていた資金をつぎ込んじゃいました。

kdl-40hx720

きっかけは、ヘッドマウントディスプレイのHMZ-T1です。何度かHMZ-T1を試聴してみて、その迫力に驚かされすごく欲しくなっていたのですが、でもHMZ-T1だと一人でしか楽しめないので、やはり3DのTVの方がいいかなぁと思っていたところ、3D対応TVが欲しくなってしまったのです。

もともと4倍速パネルであるW5を持っていましたので、今さら2倍速以下の選択肢はありませんでした。W5ではHT-CT500というとてもW5と一体感のあるホームシアターを使っていたので、それと同等のホームシアターが使える3Dブラビアを探しました。画面サイズは40インチがいいので、4倍速で40インチのものという条件に当てはまるのはHX720だけでした。それでHX720を購入となったのです。

KDL-40HX720にはHT-CT550を組み合わせました。W5を使用していたときのHT-CT500にとても満足していたのと、TV標準スピーカーには戻れなかったためです。

HT-CT550W

ただHT-CT500が3.1chなのに対し、HT-CT550が2.1chなのが気にかかっていましたが、主な目的は標準スピーカーのアップグレードであることと、40インチのHX720とは横幅がピッタリサイズで、デザインも収まりもよかったので、HT-CT550を一緒に購入しました。
HT-CT500をTVラックに置いてそのまま使用することも考えましたが、3D信号をパススルーしてくれないので、HT-CT500は友人に譲りました。

■HT-CT550

HT-CT550をデフォルト設定で使用すると、HT-CT500の音質にくらべてかなり違いがありました。迫力とか、画面の外で出ているであろう音(例えば画面に映っていないドアの開閉音)の定位感はHT-CT500の方が上でした。
音質設定を変更したら、少しはHT-CT500に近づけるか、時間があったらじっくり設定してみたいと思っています。ただ音の繊細さは、HT-CT550の方がほんの少し上のような感じがするので、いろいろ設定変更が楽しみです。

 

■とても繊細なHDMI V1.4?信号

W5を使用していたときは、KDL-EX300というブラビアとHDMIセレクターで切り換えて使用していました。映画やLiveのコンテンツを観るときはW5で、ニュース、TVドラマ、バラエティ番組を視聴するときはEX300でみていました。
HDMIの出力は、W5とEX300の2つでしたが、同時出力したいわけではなかった(実際やったとしても赤外線リモコンがどちらにも反応してしまうので、同時出力は難しかったでしょう)ので、切り換えができるHDMIセレクターを使用していました。
HDMI入力の方は、3台あればよかったので、出力×入力=2×3のHDMIセレクターを使用していました。
HX720は3D TVなので、3D信号に対応したHDMIセレクターが必要ですが、持っていたセレクターがHDMI V1.3b?まで対応のセレクターだったので、HDMIセレクターも買い換えとなりました。
しかしこの買い換えには非常に高いリスクがありました。それは市場に3D信号対応でHDMI 2出力対応のセレクターは少ないか、あっても高価なマトリクス(2台同時出力ができるもの)がほとんどだったからです。
また私のTV視聴環境では、HDMIマトリクスを使うとうまく表示されないことも予想されました。それはEX300が1080Pやもっと上の3D信号を表示できるTVではなかったからです。
マトリクスは同時出力が目的なので、2出力とも同じ解像度でないと恐らくうまく表示されないだろうという予想があったので、マトリクスは是非とも避けたかったのですが、何せ安くて3D信号に対応したHDMIセレクターがほとんどなく、今回はまずマトリクス機能のあるHDMIセレクターを使用してみることにしました。仮にうまく表示出来なくても、マトリクスHDMIセレクターを欲しがっている友人がいたので、うまくいかなかったときは、買い取ってもらう約束もとりつけた上でw ← リスク軽減?

W5とEX300の組み合わせ時は、解像度の心配をする必要がありませんでした。なぜならば、EX300は1080Pを表示できなくても、入力信号として受入れる面白いTVだったからです。そのためHDMIセレクターで、W5からEX300に瞬時に切り換えても普通に1080Pの信号を受入れてすぐに表示されました。(EX300の実際の表示は1080Pではありません)

■ミヨシ製 HDS-42M

HDS-42M
ミヨシ製のHDS-42Mを使用してみました。HDMIセレクターの入力をPS3に、出力はHX720(このときEX300は電源断)に切り換え表示させてみました。
最初はPS3の画面が表示され、解像度がかわったかのような表示がなされたので、PS3のメニューからディスプレイ解像度を変更し、3D信号も表示できる解像度に設定しました。
適当な3Dコンテンツを表示させて、5分ほど表示されていたので安心しかけたところ、急にHX720の画面が細かい砂嵐(久しぶりにみたwたぶん解像度が足らない時におこる現象かと)になったり、一瞬表示されたりを繰り返しました。
PS3側で手動にて解像度を落としても表示されず、一瞬HX720の調子が悪いのかと思いましたが、PS3とHX720を直接つなぐと正常に表示されたので、あきらかにHDMIマトリクスのせいとわかりました。(やはりだめか。。。)
念のため電源OFF状態であったEX300のHDMIケーブルをセレクターから抜き、HX720のみ接続された状態で表示させてみましたが、それでもうまく表示されませんでした。これはHDS-42Mが悪いのではなく、マトリクスをこのような使い方をする私が悪いのです。でもある程度予想されたことなので、同時に準備していた別のHDMIセレクターを試してみます。(これでHDS-42Mは友人の手に渡ることが決定w)

■ランサーリンク製 HD-41V4
HD-41V4

HDMI V1.4対応のセレクター(残念ながら出力は1つのみ)に換えて試してみました。
今度は砂嵐になったりせず、うまく表示されました。TV出力の切り換えは、HDMIケーブルの交換が必要でしたが(1出力しかないので)うまく表示されるからOKと思っていたら、また毎時0分近くか、30分近くになると一瞬他のHDMI入力機器に勝手に切り換わろうとして画面が消え、少ししてから復帰するという怪現象が起こりました。
今度もだめかと思っていましたが、勝手に切り換わろうとする動作は、ちょうどBDレコーダーから微かなハードディスク音がするときだったので、BDレコーダーが番組情報等を取得したり、近くのDLNAクライアントに接続しようとするときでは?とすぐに予想できました。Orz.
もしかするとこのHDMIセレクターは、BDレコーダーの電源が入っていなくても、情報取得の際の起動だけで勝手に切り換わろうとしているのではと予想されたので、HDMIセレクターにはPS3とHX720だけ接続し表示させてみると、勝手に切り換わろうとして画面が消えることは無くなりました。
←この使い方だとセレクターの意味無しw

このHD-41V4の動作も不具合というよりも、ソニー製のブルーレイレコーダーとの相性かもしれません。とりあえず落ち着いたら、ランサーリンクさんに問い合わせしてみたいと思います。(説明書をみたところでは、自動切換えをOFFにする設定はありませんでした。。。)

もしかするとHDMIセレクターとHX720だけであれば、こんな現象は起きなかったかもしれません。HDMIセレクターとHX720の間にはHT-CT550があるので、PS3からHX720に到達するまで、セレクターのようなものが2つも存在しますから、こういう現象がおこったのかも?めげずにw次にいきます。

■大本命のセレクター?ソニー製MDR-DS7500
MDR-DS7500

MDR-DS7500は、デジタルサラウンドヘッドホンです。ソニーストアでも長く入荷未定ステータスになっている人気商品です。KDL-40HX720を購入と同時期にいろんなショップをたずねて、デジタルサラウンドヘッドホンとしてだけではなく、HDMIセレクターとしても使えないかとあれこれ見聞きしました。HT-CT550にもセレクター機能はありますが、HT-CT550はKDL-EX300では使用せず、KDL-40HX720のみで使用することと、HT-CT550はオフで、KDL-40HX720のみで使用する(パススルー)こともあるので、HDMI入力を切り換えるためのHDMIセレクターが別に必要だったのです。

本当はソニーストアで購入したかったのですが入荷未定だったのと、MDR-DS7500が入荷しそうだと某量販店から連絡があったので、ポイントも駆使して購入しました。

MDR-DS7500を使ってみると、何事もなかったようにうまくいきました。ソニー製のヘッドホンなので、PS3やソニー製のブルーレイレコーダーとの相性もばっちりです。HDMIコントロールの設定も、OFF設定を含めて3つあり(1つはAVアンプやホームシアターと併用するモード)、HT-CT550のような製品との併用もあらかじめ考えてある製品です。もちろん3D信号のパススルーも可能で、3Dメガネと併用できることもうれしい特徴です。

HDMI入力機器(PS3等)—>MDR-DS7500—>HT-CT550—>KDL-40HX720
上記のような接続をしていても、どの機器から音声を出すか非常にわかりやすく切り換わってくれます。
■HDMI入力機器からの音声をKDL-40HX720の標準スピーカーから出力する場合
MDR-DS7500とHT-CT550のどちらも電源OFF状態(スタンバイ)にするだけ。この際には、MDR-DS7500およびHT-CT550ともに、最後に接続されていたHDMI入力機器の信号がパススルーされます。

■HDMI機器からの音声をMDR-DS7500から出力する場合
全ての機器をONにしておくか、HT-CT550のみスタンバイにすればMDR-DS7500から音声が出力されました。

■HDMI機器からの音声をHT-CT550から出力する場合
MDR-DS7500をスタンバイにし(HDMI入力機器の選択は、最後に接続されていた機器が選択される)、HT-CT550をONにしていればHT-CT550から音声が出力されました。

HDMI出力は1個のためKDL-EX300との切り換えは、HD-41V4と同じケーブル交換ですが、HD-41V4のように出力させたいHDMI機器以外のHDMIケーブルを抜かなくてもいいので、気楽です。

KDL-40W5を使用していたときは、こんな苦労は必要ありませんでした。HDMIセレクターで選択したものが、普通に表示されていました。これが3D対応のHX720にかわっただけで、こんなに苦労するとは予想していませんでした。3D信号(あるいは12bitカラーのHDMI V1.4相当の信号)がこんなに繊細なものとわかっただけでも良い経験になりましたが、HDMI製品の使用には、まだまだ注意が必要のようです。(相性みたいなものもありますので)

MDR-DS7500ではまだあまり聴いていませんので、MDR-DS7500等の評価は、ITmediaさんあたりをみてください。(すいません。)加えてHT-CT550の設定が、まだデフォルト設定なので、いろいろいじって音質を高めていく作業が楽しみです。(変かな?)

しかし何だか原因追求やトラブル?シューティングをしているときがすごく楽しかったです。とくに原因を予想して、対策を打ち、うまくいった時の快感はたまりませんでした。もしかすると、私は職業選択を間違えたのかもと一瞬思うくらいでしたが、これがお客様からお金を頂戴して設定する作業だったらきっとプレッシャーが半端ないだろうなぁと思いつつも、やはりAV機器をいじり倒しているときが一番面白いなと感じる年末・年始でしたw

ブラビアやホームシアター製品の相談にのってくれる徳島県のソニーショップさん
http://www.call-t.co.jp/

ソニーストアで購入できる商品やデジタルガジェットを面白おかしく紹介してくれているブログ
http://www.call-t.co.jp/blog/mt/


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